どんな化粧水でもヒリヒリする、ストレスや季節の変わり目ですぐ肌荒れ、顔の赤みやニキビがメイクで隠せないのが悩み・・・敏感肌って辛いですよね。
そこで、敏感肌の症状や原因、肌荒れを根本的に防ぐ化粧水の選び方、肌を刺激せず荒れさせないスキンケア法など、敏感肌改善の方法をこの1ページにぎゅっとまとめました。
化粧水を変えるだけで、間違ったスキンケアを止めるだけで、嘘のように敏感肌が改善した人もいます。まずは記事を読んでみて、毎日のお手入れを見直しましょう。
おすすめの敏感肌用化粧水だけ教えて!という人は、化粧水ランキングだけでも一見の価値アリですよ。
低刺激・低アレルギー処方など、敏感肌向けのスキンケア用品も数多く販売されていますよね。でも、皆さんは敏感肌ってどんな状態にある肌か、しっかり説明することができるでしょうか?
なんとなくのイメージはあっても、自分が敏感肌であるかどうかのジャッジはできない・・・という人もいるのでは?
敏感肌の人のなかには、全く自覚症状のない人もいるのだといいます。
そこで今回は、敏感肌とは実際どんな肌質を指すのかハッキリさせるとともに、「なぜ敏感肌になってしまうのか」その原因についても言及していきたいと思います。
まずは、敏感肌とはどのような状態を指すのかを復習していきましょう。
スキンケアの世界では外すことのできないワード「敏感肌」ですが、実は医学用語ではありません。そのため「これが敏感肌である」という定義は存在していないのです。
とはいえ、世の中には「自分は敏感肌である」と訴える人も数多く存在していますよね?皮膚科医が病名をつけるほどの皮膚疾患ではないけれど、日常生活に支障がでるような状態を指すのが、敏感肌の現状です。
普通肌と比較して、外部からの刺激に弱い肌のことを敏感肌と呼ぶのが一般的。ただし、敏感肌の症状にはいくつか種類があります。主な症状は以下の通り。
これらの肌トラブルに悩まされた経験があると「自分は敏感肌に違いない」と自覚するケースが多いようです。
しかし、何が原因で敏感肌は普通肌と比べ、外部の刺激に弱くなってしまったというのでしょうか?それには肌が本来持っているバリア機能が関係してきます。
私たちの肌は、表皮・真皮・皮下組織という3つの層からなっていることはご存知でしょうか?なかでも、表皮のなかに位置する角質層には肌を守るバリア機能という役割があります。
このバリア機能には、外部の刺激をガードしてくれるだけでなく、肌が持つ水分を外に逃さない働きも兼ね備えられています。
健康的な肌に欠かすことのできない角質層ですが、びっくりなことに厚さはたった0.02mmしかありません。0.02mmというと食品ラップフィルム並みの薄さ。
こんなに薄いわけですから、ちょっとしたダメージで簡単に破壊されてしまいます。
角質層が破壊されてしまうと、バリア機能も十分に働かなくなってしまいますから、肌の奥深くに刺激が届いてしまったり、水分が逃げやすく(蒸発)なってしまいます。
そのため、炎症を起こしたり乾燥しやすくなってしまうわけですね。
では、敏感肌になってしまう人とならない人の違いというのは、存在するのでしょうか?
敏感肌になってしまう人にはいくつかの原因があります。
生理前〜中は食欲が増加して肌荒れが起こりやすくなりますよね。これはホルモンバランスの変動によって引き起こるものです。
女性は排卵すると、肌のバリア機能を支える抗菌ペプチドという物資が一時的に減少してしまいます。そのため、普段ならなんともない刺激にも弱くなってしまうのです。
同様に、妊娠・出産においてもホルモンバランスが大きく変化するため、敏感肌になりやすいと言われています。
また、肌の健康には普段摂る食事も多いに関係してきます。健康的な肌を維持するためには良質なタンパク質と脂質が欠かせません。さらに、ビタミンやミネラルなどもバランスよく補う必要があります。
また、肌に影響するのは食生活だけではありません。「睡眠不足は肌に毒」と言われるように、睡眠不足が続くと成長ホルモンが正常に分泌されなくなって肌の代謝が悪くなってしまいます。
さらには、ストレスも女性ホルモンの分泌を減少させたり冷えを招いてしまため、敏感肌に繋がりやすくなります。
生まれつき、肌が乾燥しやすかったり刺激に反応しやすい敏感肌体質の人というのもいます。
または特定の成分にのみ、過剰に反応してしまう場合も。
最後は、自らが敏感肌になるような行動をしているケース。先ほども説明したように、肌のバリア機能をもつ角質はわずか0.02mmの厚みしかありません。
そのため、肌に負担になるようなスキンケアをしていると、あなたは肌のために良かれと思ってやってることでも、肌の破壊活動をしている可能性があります。
ついやってしまう例としては以下になります。
これらが挙げられます。
メイクしなれている肌ですが、実は指でこする行為だけでも角質層にダメージを与えてしまうんです。この点を留意して、普段のスキンケアを確認してみると、思った以上にNG行為をしている人が多いこと。
洗顔時しっかりとあわ立てた石けんをクッションにしないとダメ。クレンジングも洗浄力が強すぎると、肌に残るべき皮脂まで洗い流してバリア機能を低下させてしまいます。
このほか、美容マスクの長時間利用や肌が真っ赤になるほど叩き込むパックなども敏感肌を加速させる原因となります。
どうです?ひとつくらいは間違ったスキンケアを実践してはいませんか?
敏感肌が医学用語でないということにもちょっとビックリですが、自分では良かれと思っていた行為自体が、肌の乾燥を加速させてしまうだなんて驚きですよね。
敏感肌のスキンケアは、何と言ってもシンプルに行う事が基本です。
具体的には、以下になります。
この様に、肌への負担を極力避けて、必要最小限のケアで済む様に日々のスキンケアの流れを見直してみましょう。
今は本当にたくさんの化粧品が発売されていますから、正直どんなアイテムを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
雑誌で特集されていた化粧品、モデルや芸能人がブログでおすすめしていたコスメアイテム、ドラッグストアで大々的に販売されていた化粧水、etc...と、購入に結びつく動機は様々ですが、実際にそれが自分の肌に合うかどうかは全くの別問題です。
敏感肌でいつもヒリヒリピリピリ、赤くなったり痛くなったり・・・。化粧水も「これ、しみないよね・・・?」とドキドキしながら選んでいるひと、いませんか?
化粧水は上手に使えば敏感肌改善にもつながる基礎化粧品です。ポイントを押さえて選ぶコツを勉強してみましょう!
敏感肌というのは実は医学的な言葉ではありません。様々な原因で肌が刺激に反応しやすく、痛みやかゆみ、乾燥がしやすい状態を指します。まず今回はトラブルが起こりにくい・敏感肌が楽になる化粧水について考えてみましょう。
まず、どうして敏感肌のひとは乾燥して痒くなったり、痛くなったりしてしまうのでしょうか。
肌には表面の角質層、その奥に神経などがある真皮の部分があります。「肌の水分」と言われるのは表面の角質層のお話です。
健康な肌の角質層は肌細胞とその間にある細胞間脂質で満たされています。細胞間脂質の間には天然保湿因子と呼ばれる水分を抱えてこむ成分が存在していて、ここで肌の潤いを保っているんですね。
みずみずしい天然保湿因子がぷるぷると寄り合っていれば、外から入り込む刺激や異物があっても入り込む余地はありません。これが肌のバリア機能です。触った心地もしっとりハリがあり、水分量のある肌は美しいものです。
しかし肌が乾燥して天然保湿因子がカラカラにやせ細ってしまうと大変です。バリアが弱り、ホコリや花粉などのアレルゲン、もっと悪いのは細菌やウィルスなどの侵入を許してしまいます。
敏感肌の原因のひとつとして、アレルギーやアトピー性皮膚炎が考えられており、アレルゲンの侵入を体の免疫が「これは大変危ないものだ!とにかく攻撃しなくては!」と勘違い、自分の体を攻撃してしまい、肌が炎症になってしまう場合があります。
免疫は元来、ウィルスや細菌などを攻撃して体を守るのが役目ですが、その働きがおかしくなってしまっているのがアレルギーの状態です。つまり、乾いた隙間からアレルゲンの侵入を許していることが敏感肌の原因とも考えられるんですね。
前置きが長くなってしまいましたが、ここで化粧水の出番です。簡単に言うと化粧水は水分に美容成分を溶かしたもので、つける狙いは潤いで肌を柔らかくすること・水溶性の美容成分を浸透させることの2つと言われています。
水分を与えることで、後からつける美容液などの成分も浸透しやすくなると言われており、化粧水は他の基礎化粧品とのチームプレイではじめて威力を発揮するんです。
むしろ化粧水だけでのお手入れには大きな落とし穴があり、肌に与えた水分はそのままだとあっという間に蒸発してしまう問題があります。かえって蒸発するときに、もともとあった肌の水分も道連れに蒸発するため、化粧水だけのケアは肌の乾燥を招くという説も根強いのです。
あまりにたくさんの化粧水をつけすぎる事も同じメカニズムで乾燥を招くと言われているので、500円玉ひとつぶん(2ml)くらいの量が適量とされています。
化粧水のあとは保湿クリームや乳液などの油分で、しっかり水分蒸発を防ぐことが化粧水を上手につかう基本ルールと考えましょう。
では、敏感肌の化粧水選びで大切なポイントをまとめてみましょう。
ピックアップすると以下の3つがポイントとなります。
肌荒れすると、皮膚のハリや形を作っている成分のコラーゲンもダメージを受けます。そのせいで、たるみやシワが起きやすくなるんですね。そこで摂取したいのが、コラーゲン生成を助けるビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体は水に溶ける成分なので、油分の多いクリームより化粧水に入れたほうが浸透するんですね。
また、保湿成分でもヒアルロン酸やコラーゲンなどは水溶性です。化粧水にたっぷり溶け込んでいると肌がぷるぷるになりますし、敏感肌改善に近づきますよ。
ただ、ヒリヒリしたりかゆみがある状態の肌だと、ビタミンC誘導体は刺激になることがあります。肌の状態を見て化粧水は選びましょう。
水溶性のヒアルロン酸やコラーゲンのほか、脂溶性のセラミドなど、保湿成分は敏感肌のケアに1番大切です。
最初でも触れたように、敏感肌の原因は乾燥にあります。しっかり保湿することで肌のバリア機能を回復させれば、敏感肌も改善するんですね。
潤いの成分はいろいろありますが、特に保水力が強いセラミド入りの化粧水を選ぶのがおすすめですよ。
そして、最後に大切なのが低刺激であることです。特にアルコール入り化粧水は、肌の水分と一緒に蒸発して乾燥と敏感肌を悪化させます。選ぶならアルコールフリーがおすすめですね。
また、香料や着色料とだけ書かれている成分も何が入っているかわからないので、避けたほうが良いでしょう。
よく防腐剤のパラベンが良くないとも言われますが、少量なら害が少ないとされる成分です。気になる人はパラベンフリーを選んでも良いですね。ほかにも刺激になる成分があるので、この後で詳しく紹介します。
水溶性美容成分の豊富さ、潤い成分、低刺激、この3つの条件に絞って化粧水を選べばOKなんですね。
敏感肌向けの化粧水選びで大切なのはその成分。水溶性の美容成分・保湿成分が含まれているものを選び、刺激になる成分は避けたほうがいいでしょう。それはどんな成分なのでしょうか。
コラーゲンを作り出したり、保湿する水溶性の美容成分はぜひ化粧水に欲しい成分ですね。この成分を肌に届けるために化粧水をつけていると言ってもいいくらいです。
天然保湿因子セラミドは本来水に溶けにくく油に溶ける成分ですが、少しなら化粧水にも配合することもできます。天然保湿因子を補うことは乾燥にとても効果的なので特にオススメの成分です。
セラミドは油分の多い乳液や保湿クリームならもっと配合することができるので、化粧水とセットでセラミド入りの乳液・保湿クリームを使うと高い効果が期待できますよ。
化粧品には元気な肌のひとには有効でも、敏感肌には刺激になってしまう成分が入っている場合があります。どんな成分を避けて化粧水を選んだらいいのでしょうか。
収れんや殺菌に用いられるエタノール(アルコールという表示の場合も)は水よりももっと気化(蒸発)しやすく乾燥を招きます。さらにアレルギーや皮膚刺激の心配があるので、避けたほうがいいですね。
アルコールは収れん化粧水に配合されている場合が多いので、敏感肌のひとは収れん化粧水は避けたほうがいいでしょう。
プロピレングリコール(PG)・ジプロピレングリコール(DPG)も保湿などプラスの効果を狙って配合されている場合がありますが、肌への刺激があるとされているので避けたほうが無難でしょう。
そして美白で有名なハイドロキノンは肌の漂白剤とも呼ばれ近年注目の成分ですが、刺激が強いことでも有名です。できれば避けたほうがいいでしょう。レチノール(ビタミンA油)もひとによっては刺激を感じることがあるので、注意したいですね。
敏感肌にはまず保湿!次に刺激の少ないものを選ぶことが鉄則です。このふたつをポイントに、自分に合った化粧水を見つけましょう!
毎日のスキンケアをシンプルに、そして効果的に行う為に、肌なびがおすすめするいま注目の敏感肌用スキンケア用品をご紹介いたします。
これらは全て取り寄せて、実際に使ってみました。それぞれの商品の特徴に加え、使用実感もコメントしていますので、ぜひ敏感肌用スキンケア用品を選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。
商品価格 | 1,480円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | あり |
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セット内容 | RCローション・EVエッセンス・ASクリーム・BBクリーム |
どんな化粧品を使っても荒れてしまう敏感肌、もしかしたらストレスが原因ではありませんか?2016年10月リニューアルされた新ディセンシアの特徴は、なんとストレス肌対策が叶う事なんです。肌を温め細胞同士の結びつきを強くする事で、ストレスに負けない肌を作り上げます。
他にもシワ・たるみ予防ができるエイジングケア成分や、外部刺激を遮断するヴァイタサイクルヴェールなど、アヤナス独自の技術で乾燥・刺激・老化から敏感な肌を守ります。まずはお得なトライアルセットで、肌の変化を実際に感じてみましょう!
アヤナスが向いている人は、季節の変わり目やちょっとしたストレスで肌荒れしがちな敏感肌の人です。
外部刺激やストレスに負けない肌を作る独自成分配合なので、他の化粧水でたくさん失敗した人にほど、おすすめしたい商品ですね。
商品価格 | 1,500円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | なし |
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セット内容 | トライアルセット14日分【肌潤石鹸・肌潤化粧水・肌潤改善エッセンス・肌潤クリーム・肌潤化粧水マスク(非売品)】 |
米肌は国産のお米から生まれた保湿化粧品です。米肌の保水力は高く、乾燥から来る敏感肌の改善や、ふっくら潤う事で毛穴やほうれい線が目立たなくなるなど、様々な美容効果が期待できるんですね。原料もお米なので安心・安全・低刺激です。敏感肌の人にも安心して使えて嬉しいですね。
そして、米肌に配合されているライスパワーNo.11という保水成分は、医薬部外品としてその高価を認められた唯一の保水成分でもあるんです。米肌の潤いはなんと、国のお墨付きなんですね。
米肌はライスパワーNo.11で肌に水分を抱え込む力を高めますが、それが蒸発しないようフタをする保湿成分が控えめな配合です。
低刺激なのでどのタイプの敏感肌にも向きますが、乾燥が強い人はクリームなどで油分を補いたいですね。
商品価格 | 980円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | なし |
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セット内容 | トライアルセット1週間分【クレンジングミルク・UVプロテクトベース・ソープ・クリーム・エッセンスローション】 |
誰もが知っている、アイボンや熱さまシートを売り出した小林製薬の保湿化粧品シリーズがヒフミドです。ヒフミドは本来は高額で保湿力も高いヒト型セラミドを3種類も配合しており、このお値段では考えられない潤い・美肌効果が期待できる配合になっています。
実は敏感肌の原因は乾燥肌にある場合が多く、ヒフミドの保湿力は敏感肌もしっかり改善してくれるのが嬉しいですね。そして、セラミドは肌にもともとある保水成分なため、敏感肌の人でもヒフミドなら安心して使う事ができますよ。
ヒフミドは製薬会社開発のコスメらしく、余分な美容成分が少なく低刺激です。なので、ヒリヒリやかゆみのある敏感肌の人に特におすすめしたい商品になります。
もちろん、粉をふきがちな乾燥肌タイプの人にもぴったりですよ。
商品価格 | 1,900円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | なし |
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セット内容 | クーラ・ナチュア保湿化粧水(しっとり)200ml、保湿乳液150ml |
クーラ・ナチュアは薬用養命酒が作った生薬の基礎化粧品です。ニキビや肌荒れ、目元のクマ、まつ毛の減り、小じわ、肌のくすみにも生薬が力を発揮します。また、高価な潤い成分も贅沢に使っていて、セラミドやエモリエントオイルで肌をぷるぷるにする効果も期待できます。浸透圧を利用して肌に浸透する養命水を使っているので、深く生薬の力を届けられるのも独自の技術ですね。成分に対して値段が安いので、コスパも優秀ですよ。
エイジング化粧品選びに迷ってる、目元のクマやまつ毛の減りが気になる人
商品価格 | 1,000円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | なし |
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セット内容 | トライアルセット5日分【ジェリー状美容液・化粧水・美容液・クリーム】 |
写真の富士フィルムが開発した年齢化粧品がアスタリフトです。独自の技術で、崩しても復元するジェリー状美容液は、潤い成分を高い濃度で含んでいるのでしっかり肌が潤います。肌の乾燥が改善されると敏感肌が改善される事も多いので、アスタリフトの保湿成分は敏感肌ケアにも有効なんですね。ただ、美容液が60gで12,960円と、アスタリフトはかなりの高額コスメです。毎日使う化粧品にここまでお金をかけられるか、判断が分かれるところですね。
アスタリフトは一部のドラッグストアなどでも買えますが、化粧水単体ではなくラインで効果を発揮する基礎化粧品シリーズです。
保湿力は高く敏感肌ケアにも良いですが、お金をしっかりかけられる人向けのコスメですね。
それでは、敏感肌に良い化粧水の選び方がわかったところで、敏感肌の改善をめざすためのスキンケア方法と肌に優しいメイク方法について解説をしていきます。
また、化粧水で肌トラブルが起きてしまった時の対処法についても合わせてご紹介をしていきます
ここまで敏感肌用化粧水の選び方についてでしたが、せっかく選んだ化粧水もつけ方が間違っていると効果が出ません。まずは、正しい化粧水のつけ方をマスターしましょう。
まずは肌が乾く前に、洗ってすぐ化粧水をつけるのがベストです。石鹸や洗顔フォームで油分が奪われた肌からは水分がどんどん蒸発するので、手早く化粧水を塗ると良いんですね。
化粧水のつけ方は、とにかく優しく、顔を叩かない、擦らないをポイントに、手で素早くなじませて下さい。コットンを使う場合は化粧水をしみこませて皮膚の上に貼り、パックのように使のがおすすめです。
そして、化粧水を塗るのは1回だけ、それも適量にしましょう。実は、化粧水が蒸発する時に皮膚の水分を一緒に連れていってしまう事があるので、あまりたくさん化粧水をつけるとかえって乾燥を招くんです。
まとめると、手に500円玉くらいの量を出し、塗るのは1回だけ、叩かず擦らず、手早く塗るのが敏感肌用化粧水の正しいつけ方なんですね。
化粧水を塗ったら、水分が蒸発しないよう保湿クリームやワセリンの油分でフタをするのもお忘れなく。乾燥が改善されて、グンと肌が荒れにくくなりますよ。
スキンケアのほかにも、敏感肌に良くない刺激はメイクアップ中にも起こります。逆に、その負担を軽くしてあげると敏感肌の改善につながるんですね。
まず、UVケア用の下地やパウダーでメイクすると、紫外線の刺激が減って肌荒れしにくくなります。紫外線は肌を乾燥させて荒れる原因を作るので、徹底的にカットしましょう。
メイクのブラシやパフも、肌を擦るので刺激になります。なので、できるだけ柔らかいものがおすすめですね。
あと、洗ってない不潔なパフやブラシはニキビ菌の巣にになりがちです。こまめに洗うか、使い捨てのパフを使うとニキビが防げますよ。
メイクが崩れた時の化粧直しも肌への刺激になりますので、直すなら肌にやさしいミネラルファンデーションをさっと馴染ませる程度に留めると低刺激で済みます。
肌にとってストレスフリーなメイクを心がけて、敏感肌を改善しましょう。
敏感肌の人あるあるなのが、化粧水を切り替えたら肌荒れしてしまった、今まで使ってた化粧水なのに突然肌がヒリヒリし始めた!なんて事ですよね。
化粧水との相性やその時の体調で肌トラブルが起きる事はよくあります。そんな時にも慌てず対策しましょう。
化粧水をつけて肌がヒリヒリしてしまったら、まずは皮膚科に行くのが一番です。病院に予約を入れて、つけた化粧水やいつも使っているコスメ類も持って行きましょう。
皮膚科に行くまで、荒れた肌は冷やすのが有効です。保冷剤をタオルで巻き、顔を冷やすと少し楽になりますよ。この時、かゆいからと顔を掻いたり、温めたりしないで下さい。刺激で症状が悪化する事があるからです。
皮膚科に行くと、どの化粧品が原因でトラブルになったのかパッチテストしてくれたり、炎症を抑えるお薬を処方してくれるので症状がぐっと楽になります。肌トラブルが起きたら、すぐ皮膚科に行くのが1番ですね。
ただ、かゆみがある、ニキビができやすい、赤ら顔で悩んでいるなど、病院に行くほどではないけど敏感肌に悩んでいる人もいますよね。そこで、肌トラブルタイプ別のおすすめの化粧水も紹介したいと思います。
かゆみの正体は軽い痛みです。つまり、肌がムズムズかゆい時は肌荒れや炎症が起きかけているんですね。
かゆみのメカニズムはちょっとやっかいで、掻いたり刺激を与えてしまうと、ヒスタミンというかゆみの原因物質がさらに出て、もっとかゆみが強くなります。
そこで、コウキエキスなどで炎症によるかゆみを抑える、ディセンシアのアヤナスがおすすめなんです。外部刺激を寄せ付けないヴァイタサイクルヴェールでかゆみの原因をカットする作用も心強いですね。
かゆみがもっと酷くなった状態が、炎症による痛みを伴うヒリヒリ敏感肌です。この場合はまず、肌を刺激しない配合が1番で、次に炎症を抑える成分入りの化粧水が理想ですね。
そこで、低刺激なコーセーの米肌がヒリヒリ敏感肌対策におすすめなんです。
実は、炎症を起こしているという意味では、ニキビでも同じ事が言えます。ただ、ニキビの原因は雑菌なので、保湿成分、消炎成分以外にも抗菌や殺菌成分も追加した化粧水が効果的なんですね。
いつもお風呂上がりのように顔が赤い、赤ら顔の悩みもありますよね。原因はいくつかありますが、痛みやかゆみ、熱がこもった感じがあるなら炎症が原因の赤ら顔です。
この場合も、消炎成分の入ったアヤナスかヒフミドがおすすめですね。コウキエキスやカンゾウが炎症を抑え、ヒリヒリ赤ら顔をケアしてくれます。
このように、症状に合わせて選ぶ化粧水が変わってくるんですね。肌の調子に波がある人は、荒れがつらい時だけヒフミド、毎日の敏感肌改善にアヤナスという具合に使い分けるのも方法です。
ここまで、敏感肌の原因、選びたい化粧水、スキンケアの方法などを紹介してきましたが、最後に1番大事な敏感肌向け化粧水についての情報をまとめたいと思います。
結論から言うと、どんなタイプの敏感肌にもマッチしやすく、美容成分も豊富なディセンシアのアヤナスが1番のおすすめです。
ただ、ヒリヒリが強くてしみる場合は、医薬部外品としても認められている保湿成分、ライスパワーNo.11を配合したコーセーの米肌をおすすめします。
症状別のおすすめも、おおよそアヤナスか米肌を選べば間違いないという結果になりました。簡単にまとめると、荒れが辛いなら米肌、積極的に敏感肌ケアをするならアヤナスがおすすめです。
どれにしようか迷っているなら、気になった商品のトライアルセットを取り寄せて肌との相性を試してみましょう。ランキングの商品はどれもお得に試せるので、あれこれ試すのも楽しいですね。
厳選した敏感肌用化粧水だけを紹介したので、試してみれば「今までより荒れにくい!」という気づきがあるはずです。ぜひ、その驚きを感じてみて下さいね。