頬や鼻、顎がぽっと赤くなる、赤ら顔の悩みを抱える人は意外に多くいますよね。
「顔が赤いよ?チーク塗りすぎじゃない?」とか「熱あるの?」と悪気なく言われて傷ついた思い出はありませんか?
ひどい赤みはメイクで隠すのにも限界があります。ここはしっかり対処法をマスターしていきましょう!
赤ら顔で最も多い原因が、毛細血管が広がって肌表面から透けて見えてしまう毛細血管拡張症です。
ではなぜ、毛細血管は広がってしまうのでしょうか。答えは様々な原因で肌が炎症を起こし、それを回復させるため肌の毛細血管に血液が集まるからなんです。
人体が炎症を治そうと、回復させるための成分・細胞を患部に血液を集める事で届けようとするんです。なので外から見ると赤ら顔になってしまうんですね。例えば敏感肌の人が感じる痒み・ニキビ・肌荒れはどれも肌が炎症を起こしている状態です。たしかに、どれも顔が真っ赤になりますよね。
ずっとその炎症が続いてしまうと色素沈着が起きる場合もあり、赤黒い色が顔から抜けず赤ら顔がさらに治りにくくなってしまうんです。
色素沈着まで症状が進行すると、美容皮膚科で行われる光治療(IPL治療)やレーザー治療で拡張した血管を収縮させたり、沈着した色素を破壊する治療でないと改善が難しくなってきます。
そうなる前に、できるなら自分の手で赤ら顔は治したいですよね。なるべく軽いうちに炎症を治してあげる事が、白く透き通るお肌への第一歩なんです。
では炎症がなぜ起きるのか、どう対策したらいいのか見てみましょう。
炎症と言っても、原因は人によって様々です。自分の肌トラブルに合った改善方法を試してみましょう。
敏感肌・アレルギー・アトピー性皮膚炎など、荒れがちな肌の状態の共通点は乾燥です。
健康で強い肌は、皮脂の膜と角質層の潤いが肌荒れの原因になる外部刺激から肌を守っています。
この機能を肌のバリア機能と呼びますが、失われてしまうと肌が外部刺激に対して無防備になり、荒れて炎症を起こしてしまうんですね。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・プラセンタなどの保湿成分や、肌表面を保護する油分が豊富な保湿化粧品でケアすると、この肌のバリア機能を補って炎症の起こりにくい肌に回復させる事ができます。
また生薬・ビタミンK・ビタミンC誘導体など、炎症を抑える成分を含んだ化粧品だとより効果的です。
赤ら顔ケア用の化粧品には保湿・抗炎症作用成分が配合されているので、このタイプの炎症だと思ったら使ってみるといいですね。
まずは正しいスキンケアで赤ら顔を改善していきましょう。
もう一つ、炎症で赤ら顔になりがちな病気が脂漏性皮膚炎です。
これは皮脂が分泌されすぎて、そこにマラセチア菌というカビの仲間が繁殖する事で皮膚炎を起こす病気です。
肌が赤くなるほか、かゆみとフケのように皮膚がはがれてくる症状があれば脂漏性皮膚炎かも知れません。
脂漏性皮膚炎の原因はホルモンバランスが崩れたり、ビタミンの不足が原因で皮脂が過剰分泌される事にあります。
炎症を抑えるためのステロイド剤を肌に塗り、ビタミンB群を摂取するなどの他に、ホルモンバランスを整えるために規則正しくストレスが少ない生活に切り替えると症状が改善する場合があります。
普通の敏感肌やアトピー性皮膚炎と間違えると悪化させてしまう場合もあるので、フケのような皮膚がはがれてくる赤ら顔の人は、まず皮膚科へ言って診察してもらうといいでしょう。
突然肌に慢性的な炎症が起こり、鼻や眉間、頬が赤くなる酒さ(しゅさ)という症状があります。
顔が火照る事が特徴で中高年に多い症状ですが、若くても酒さになってしまう場合もあるので注意が必要です。
まだはっきりとした原因や治療法が発見されていませんが、生活習慣を改める事で症状が改善する事があるそうです。
紫外線対策をしっかり行い、お酒や辛いものを控えたり、ストレスの少ない生活を心がけると効果的です。
ここまで肌が炎症を起こすタイプの赤ら顔について触れましたが、実はこのパターンに当てはまらない赤ら顔もあるんです。
原因別に対処法を見てみましょう。
ピーリングや顔のマッサージを頻繁に行うと、肌が薄くなってしまう菲薄化(ひはくか)・ビニール肌という現象が起きてしまいます。
肌が薄いと血管が透けやすく、炎症を起こしていなくても赤ら顔になってしまう場合があります。
また、年齢を重ねると肌を構成するコラーゲンやエラスチンが減って肌が薄くなり、同じく菲薄化・ビニール肌が原因の赤ら顔が起こってしまいます。
コラーゲンやエラスチンを生み出す成分が配合された、エイジングケア用化粧品をスキンケアに取り入れるといいでしょう。
静脈瘤とは、静脈の逆流を食い止める弁が壊れて血が溜まりがちになる状態を言います。
これが顔に起きると、血液が溜まった血管がくっきりと赤い糸状に浮き出て来てしまうんです。
赤ら顔の中でも特徴的で、病院でのレーザー治療が有効な症状です。
体質や病気で起こる赤ら顔は自分で対処できないものもありますが、一般的な炎症が原因の赤ら顔は生活習慣やスキンケアを改めると改善できる場合も多くあります。
赤ら顔を改善したいなら、熱すぎるお湯や強すぎる洗浄成分での洗顔や、無理なマッサージや顔を叩く美容法など、刺激の強いスキンケアは絶対にやめましょう。
やさしく洗顔する事と、炎症を抑える成分が配合されていてしっかり保湿してくれる化粧品を選ぶ事が大切です。
特に赤ら顔ケア用の化粧品を選べば保湿と抗炎症成分が一緒に配合されているのでオススメですよ。
またバランスの良い食生活や軽い運動、ストレスをためない生活はホルモンバランスを整えて肌の菲薄化や脂漏性皮膚炎を体の中から防いでくれます。
正しいスキンケアと、健康的な生活習慣で赤ら顔を卒業しましょう!
定期コース | 4,480円 | 送料 | 無料 | 返金保証 | あり |
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商品内容 | しろ彩100ml |
消炎や保湿作用がある生薬などで浮き出た血管を引き締め、肌の赤みを抑える化粧水がしろ彩です。荒れた肌を治そうと集まってきた血が、血管に溜まって浮き出たのが赤ら顔なので、肌荒れをケアすれば赤みがどんどん引いていくんですね。また、大学の臨床試験でアトピー性皮膚炎の人でも荒れなかった事が証明されているほど低刺激なので、すぐヒリヒリしがちな敏感肌赤ら顔の人にはかなりおすすめです。