オールインワンに期待するのは美白効果。でも、美白といっても人によって目的は分かれます。
美白と書かれたオールインワンゲルならどれでもいいわけではありません。3種類の目的のうち、自分のニーズにふさわしいオールインワンゲルを成分から探してみましょう。なかには厚生労働省が美白成分と認可したものも含まれています。
もし、肌トーンを今より明るくしたいのであれば、ターンオーバーを促進することが大事。レチノール(ビタミンA誘導体)・4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・酵母エキス・ビタミンE・アラントイン(かたつむりの粘液)・フルボ酸・リボフラビン・プラセンタ・パンテノールなどの成分が含まれたオールインワンゲルを選ぶと良いでしょう。
ターンオーバーで代謝が進めば、肌の老廃物や古い角質・黒ずみが取り除かれて、くすみも抜けてパァっと明るい肌色になれますよ。
いつまでも美白でいるために、早めにシミを予防したいアナタにオススメなのは、アルブチン・ルシノール・カモミラET・トラネキサム酸・プラセンタ・エラグ酸・リノール・4MSK・ニコチン酸アミド・マグノグリン・t-AMCHAなどの成分が含まれたオールインワンゲルです。
これらの成分には、シミの元であるメラニンの生成や増産を抑える働きがあります。目には見えない隠れシミにも有効ですよ。
すでにシミができちゃったけど、メイクで誤魔化さず元から薄くしたい!と思っているのなら、ダントツは「シミの漂白剤」として有名なハイドロキノン。ただ、ハイドロキノンは肌によっては刺激が強いことも。また、ビタミンC誘導体の配合されたオールインワンゲルもおすすめ。初期の薄いシミなら、トラネキサム酸と合わせて使うと効果的です。またプラセンタ・アルブチンも日焼けによるシミに◎。それでも迷うようなら医薬部外品を選ぶと良いでしょう。
とはいえ、これらのオールインワンゲルを使っていても紫外線対策をしっかりしていなければ意味がありません。夏だけでなく、一年中紫外線は降り注いでいます。普段からしっかり日焼け止めを塗ったりしていますか?
最近では、紫外線からお肌を守ってくれる、UVカット機能付きのオールインワンゲルも販売されています。ただでさえ便利なオールインワンゲルで紫外線ケアまでできちゃうのは驚きですね。うっかり紫外線ケアを忘れちゃう人や日焼け止めクリームが苦手な人におすすめです。
また、漢方薬としても知られる紫根エキスにも紫外線防御作用があり、さらには強い殺菌作用で肌荒れ・吹き出物にも有効です。
【厚生労働省認可の有効美白成分】
ビタミンC誘導体・アルブチン・ルシノール・プラセンタ・カモミラET・トラネキサム酸・リノール酸・t-AMCHA・エラグ酸・コウジ酸・4MSK・ニコチン酸アミド・マグノリグナン・ハイドロキノン